ニキビの治療法
ニキビが悪化してしまった場合は、皮膚科を受診することをお勧めします。同じところに何度もできてしまうニキビや、ニキビ痕ができてしまった場合は、自分だけで対処することは難しいからです。皮膚科でニキビの治療法には、いくつかの種類があります。基本的には内服薬や外用薬が処方されます。
外用薬には毛穴に詰まった汚れを排出させやすくする、抗菌作用があるので回復を助ける、というような効用があります。それと同時に内服薬は体の内側から回復を助けてくれるので、効果が出やすいです。他には最近人気の治療法として、「ケミカルピーリング」があります。
このケミカルピーリングは、ニキビやニキビ痕をきれいに治すことができる治療法なので非常に注目されています。なぜそれができるかと言うと、ケミカルピーリングは角質を剥がすことで新しい皮膚の再生を行なうことができるので、健康な肌を取り戻すことが可能な治療法なのです。
これらの治療法と同時に、皮膚科では、生活習慣の改善についての指導も行なわれます。洗顔指導や食事指導、薬剤についての詳しい説明も行なわれるので、ニキビができやすい人にはとても役立ちます。ただニキビは初期の段階でちゃんとしたケアを行っていれば、ほとんどの場合、痕が残ることはありません。できたら皮膚科にかかるほどひどくならないよう、普段からニキビケアを心がけるようにしましょう。
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レーザーでニキビ治療
ニキビ痕の治療として行なわれているレーザー治療には、代表的なものに以下の4種類があります。co2レーザー治療、vビームレーザー治療、クリアタッチレーザー治療、クールタッチレーザー治療などです。ニキビ痕の治療で最も代表的なものが「co2レーザー治療」です。
この治療は水分に反応する赤外線をあて熱エネルギーを使って皮膚を焼いていくので、普通のメスよりも出血が少ないです。ただニキビ痕の改善には数回の治療が必要で、治療後はほてりや赤みが1〜2ヵ月程度残ります。ニキビ痕の凸凹を改善したい人には、「vビームレーダー治療」がお勧めです。
ニキビ痕の赤みの原因となっている毛細血管を破壊してくれるのですが、治療には多少に痛みを伴います。皮膚を傷つけないで治療できるのが、「クリアタッチレーザー」です。クリアタッチレーザー治療は、ニキビの原因であるアクネ菌を殺菌してくれるので、再びニキビが発生することを防いでくれます。
背中など広範囲にニキビが広がっている場合におすすめです。「クールタッチレーザー治療」も冷却装置を使用するので、熱による損傷がありません。真皮の細胞を刺激してくれるので、コラーゲンの生成を促されます。この治療は治療回数は多くなりますが、他のレーダー治療に比べると安値で治療することができます。
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