ニキビとストレス
大人になってからのニキビと思春期のニキビでは、原因に違いが見られます。思春期のニキビの場合は、大量に分泌される皮脂のせいで、毛穴が汚れ詰まってしまうことでニキビができてしまいます。しかし大人のニキビの場合は、皮脂の影響よりも、生活習慣や食生活からの影響やストレスや疲れが原因となることが多いようです。
この中でも大きな原因のひとつがストレスで、ストレスによりニキビは悪循環に陥ってしまうこともあります。ニキビが増えてしまうことでさらにストレスが増大してしまい、いつまで経ってもきれいな肌に戻らなくなってしまうのです。
ではなぜストレスがニキビの原因となってしまうかですが、仕事などで極度のストレスを感じると体が緊張状態になり血流が悪くなってしまいます。血流が悪くなると男性ホルモンであるジヒドロテストステロンが大量に分泌されます。そして血流活性効果のあるこのジヒドロテストステロンがニキビの原因となってしまうのです。
つまり過度のストレスはホルモンバランスの崩れを招いてしまい、それによりニキビを発生させてしまうのです。ストレスはニキビ以外の病気にも影響してくるので、ニキビ予防のためだけでなく、少しずつでもなくしていくことが大切です。
完全にストレスをなくそうとするのは、またストレスを招いてしまうことにもなりかねないので、ストレスと上手に付き合っていくよう心がけましょう。スポーツや趣味など、自分に合ったストレス解消法を見つけるのがお勧めです。
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ニキビとホルモンバランス
ニキビになる原因として、ホルモンバランスが影響します。ホルモンバランスが崩れる要因に思春期があります。思春期には、性ホルモンのバランスがかなり変化して、男性ホルモンであるアンドロゲンがよく活動します。すると、皮脂の分泌を促進させて、にきびが発生してしまいます。
皮脂の分泌が多くなると、排出しきれなくなって、毛穴の中に残ってしまいます。しかも、角質と皮脂が混ざって、毛穴をふさいでしまいます。その結果、にきびになっていくのです。ホルモンバランスが崩れやすい若い時は、特に洗顔をして予防しましょう。ニキビは、吹き出物と呼ばれたりもしますが、しっかりケアすることでニキビを予防することができます。
また、ストレスがホルモンバランスに変化を及ぼすとされています。ストレスがたまると、ビタミンが欠乏していきます。ビタミンAが少なくなると、角質は増加します。また、ビタミンBが減少すると皮脂が増えていき、その結果、にきびが増加してしまいます。
ストレスを貯めないようにするには、人それぞれ方法が違います。気分転換をして、ストレス発散しましょう。運動や、買い物、趣味などでニキビを作らない環境が大切です。ホルモンバランスの崩れからニキビを形成しないように日頃から気をつけましょう。
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