ニキビと紫外線
ニキビは繰り返しできてしまったり、広範囲に広がってしまうと、クレーターのようなニキビ痕が残ってしまい、凸凹な肌になってしまうことがあります。肌がそのような状態にならないために、にきびやニキビ痕があるときは紫外線に注意するようにしましょう。皮膚が傷ついているニキビ痕は刺激に弱いので、紫外線は天敵なのです。
紫外線にはUVA、UVB、UVCの3種類があり、太陽光に含まれていますが目には見えない光です。この3種類の中でもUVAとUVBが、浴び過ぎるとニキビ跡を残す原因となる、肌にダメージを与える紫外線です。
紫外線UVBは、メラニン色素の生成を促してしまうので、にきび痕が色素沈着してしまう可能性が高くなります。長く浴び過ぎると、有害物質である過酸化皮質や活性酸素が発生してしまい、にきびが炎症したり、ニキビ痕ができやすくなるのです。
紫外線UVAは、波長の長い紫外線なので真皮まで届いてしまい、肌にとって大切なヒアルロン酸を分解してしまったり、コラーゲンなどの成分を壊してしまいます。そのため、肌は水分保持が出来なくなってしまい、乾燥してニキビ痕が残りやすくなってしまうのです。
以上のことから、紫外線対策は季節に関係なくニキビケアのために非常に重要となります。例えにきびができてしまっても、早期にケアすれば、にきび痕が残ることはないので心がけておきましょう。
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ニキビと生理
生理前は肌トラブルが発生する人も少なくありませんが、ニキビと生理も深い関わりがあります。生理は一般的に28日周期で繰り返されますが、その28日の中でも実はさらに4つの周期に分かれています。
そしてこの4つの周期が変化するたびに、体内のホルモンバランスも変化し、バランスが乱れてしまうとニキビや肌荒れなどのトラブルが発生するのです。生理前にニキビが増えるという人は、皮脂が過剰に分泌していることが、にきびの原因として考えられます。
生理前のニキビには黄体ホルモンが大きく関係しているのですが、この黄体ホルモンとは生理前に多く分泌されます。そして黄体ホルモンは男性ホルモンと似たような働きを持っているので、皮脂が分泌されやすくなってしまうのです。
つまり女性の多くは、生理前にニキビができやすい肌環境になっていると言えるのです。また生理前はストレスが溜まりやすく、イライラしやすい時期です。しかしストレスはホルモンバランスを崩す原因にもなり、にきびにさらに悪影響を及ぼしてしまいます。
ですので、生理前の自分の状態を少しでも良い方向へ導くために、自分に合ったストレス解消法を見つけることがおすすめです。十分な睡眠を取ることは、にきび予防の基本ですが、それ以外に適度に身体を動かしたり、リラックスタイムなどを作って心も体も休めてあげましょう。
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