赤ニキビ

一つあるだけでも目だってしまうのが赤ニキビ。ちょっと触ると潰れそうでなんとなく気になります。ダメだとわかっていてもついつい触ってしまってしまいますよね。赤ニキビは白ニキビ、黒ニキビに比べるとやや重症です。

赤ニキビになるのは、黒ニキビが炎症を起こして皮膚の表面が赤くなってしまう状態。黒ニキビにアクネ菌やブドウ球菌といった細菌が増殖してしまい、毛穴の内部にいる皮脂が炎症を起こしてしまいます。赤ニキビがさらに進行すると皮脂に膿が出てきます。

毛穴の内部に詰まった皮脂と膿とが、皮脂腺を破壊、さらに皮膚の内側にある真皮層、皮下組織にまで影響を及ぼします。皮下組織が破壊されると、キレイな肌に戻るまでにはかなりの時間がかかります。ひどいとニキビ跡となって、一生残ってしまうことに・・・炎症の度合いにもよりますが、ひどい赤ニキビの場合は皮膚科での治療が必要です。通常では抗生剤を使った治療です。

アクネ菌を退治することが赤ニキビ治療法です。また、エステなどではフォトセラピーなどで赤ニキビの治療を行なっているところもあります。自宅での赤ニキビケアはとにかく清潔に保つことと、刺激を与えないこと。１日３回の洗顔と、潤いを与えることで肌の代謝を良くしましょう。ここで諦めると跡が残ります。丁寧に赤ニキビケアしましょう。

ニキビの種類や原因は様々。まずはニキビの種類についてみていきましょう。ニキビには大きく分けて白、黒、赤とあります。一番できやすく、また軽症なのが白ニキビです。白ニキビは、毛穴に皮脂や古い角質が詰まっている状態です。

毛穴が閉じているために、皮脂腺の中に余分な脂肪分が排出できずに溜まってしまいます。白ニキビは見た目には皮膚の色とあまり変わらないので目立ちません。それゆえ、体のあちこちに出来やすいのがこの白ニキビです。白ニキビが出来る原因は毛穴の詰まりです。

皮脂の分泌量が多い思春期、また汗をかいた後、バッチリメイクをした後などに洗顔を怠ると、余分な皮脂や古い角質が肌表面に残り、白ニキビが出来てしまいます。白ニキビの対処法としては、なんといっても毛穴を開かせることでしょう。洗顔の前には蒸しタオルなどで毛穴を開かせると汚れが落ちやすいです。

また、半身浴も毛穴を開かせるのには効果的です。毛穴を開かせて、皮膚をやわらかくしたら、しっかり洗顔しましょう。洗顔後はもちろん毛穴を引き締めることも大事です。白ニキビは治療をするほど深刻ではないですが、普段のお手入れをしっかりすることが大事です。