ニキビのできやすい肌質
ニキビはひとつの原因だけでなく、遺伝や生活習慣、ケア方法など、色んな要因が重なってできるものです。色々な要因の中でも、ここでは肌質について見てみましょう。肌質は大きく、オイルー肌、普通肌、乾燥肌、混合肌、敏感肌の5種類に分けられています。
この中で一番ニキビができやすいと思われているのがオイリー肌ですが、実はそうとも言えないのです。オイリー肌の人は、皮脂腺を詰まらせさえしなければ、皮脂が過剰に出ていてもニキビができることはありません。オイリー肌の人向けのニキビケアとしては、ピーリング石鹸などを使用して古い角質を肌に残さないようにし、新陳代謝を活発にすることが重要となります。
普通肌の人は全くニキビができないわけではありませんが、他の肌質の人に比べるとできにくいと言えます。普通肌の人は特別なスキンケアをする必要はないので、ストレスを溜めたり不規則な生活などを送って、代謝が悪くならないように気をつけましょう。皮脂の分泌量が少ない乾燥肌はニキビはできにくい肌質ですが、肌が弱く痛みやすいので、余分な角質で毛穴が詰まってしまうとニキビができてしまいます。
乾燥肌の人向けのニキビケアとしては、肌が乾燥しないことが一番重要なので、化粧水や乳液をたっぷり使用するようにしましょう。敏感肌は乾燥肌よりさらに刺激に弱い肌なので、より注意が必要です。また混合肌は部分的にオイリー肌と乾燥肌に分かれている肌なので、部分によりケアを変えた方が良いでしょう。
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おしりニキビ
おしりにニキビができる人はいませんか?顔にニキビが出来ても、友達に話せますよね。でもお尻にニキビって・・・ちょっと言いにくい。おしりのニキビは、本当にニキビと呼べるものなのかすら判別しにくいですよね。
おしりのニキビも顔に出来るニキビと同じメカニズム。原因もホルモンバランスが崩れたり、毛穴に皮脂が詰まったりと顔ニキビと同じです。ただ、下着や衣服で擦れやすく、しかも顔に比べて清潔を保ちにくいので治りにくいという問題があります。お尻の皮膚は厚く、しかも椅子に座ったり動き回ったりと刺激に晒されている状態になります。
そして実はデリケートなので、ニキビが治りにくい部位ともいえます。おしりニキビの対策としては、入浴の際にしっかり洗うこと。意外と汗をかいています。そして下着などはコットンなど肌に刺激を与えないものを着用しましょう。特に生理中はお尻は蒸れやすいので、下着やナプキン選びは慎重に。
おしりのニキビで気をつけることは、それが必ずしも「ニキビ」とは限らないことです。脂肪の塊の「脂肪腫」、良性腫瘍の「アテローマ」という場合もあります。症状が治らない、悪化してるという場合は一度専門医に診てもらいましょう。
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