皮膚科でニキビ治療
ニキビは肌質などによってできる場所や種類も違いますし、できてもすぐに治ってしまう人もいれば、広範囲に広がってなかなか治らない人もいます。ニキビは誰でも一度は経験するものなので、たいしたことないと思っている人も多いですが、ニキビも皮膚疾患のひとつなのであまり軽く考えすぎてはいけません。
治療を怠ってしまうと長期間病院で治療することにもなりますし、ニキビ痕ができてしまうと美容外科に通う必要も出てきます。ですからニキビは早期に適切な治療やケアを行なうことが大切です。ではどんなニキビの場合に皮膚科での治療を受けた方が良いかですが、ニキビが繰り返しできる場合は受診した方が良いです。
なるべく肌がでこぼこな状態になる前に、皮膚科や美容外科を受診するようにしましょう。またニキビの種類の中でも黒ニキビ、赤ニキビ、黄ニキビが広範囲に広がってしまった場合は要注意です。このような場合も皮膚科での治療を受けましょう。このように皮膚科を受診するまでニキビを悪化させないためには、まずスキンケアと正しい洗顔方法を身に付けることです。
毎日の洗顔をきちんと行なっていれば汚れはきれいに洗い流せて、ニキビの原因となるアクネ菌の繁殖を抑えることができますし、スキンケアをしっかりしておけばニキビができにくい肌になります。またあごから首にかけてニキビができてしまう場合は、ホルモンバランスの乱れが原因と考えられるので、生活習慣を見直すようにしましょう。
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ケミカルピーリングでニキビ治療
ニキビが悪化してしまった場合の解決法は、皮膚科などの専門医に治療してもらうことです。なぜならニキビは早期にケアできないと、広範囲に繰り返し出るようになってしまったり、炎症を起こしてしまったりするからです。最終的にニキビ痕ができて真皮が傷つく状態にまでなってしまったら、もう自分でケアすることはできません。
そこで最近皮膚科で人気の治療方法が、「ケミカルピーリング」です。皮膚科でのニキビ治療は一般的に内服薬や外用薬などを用いて行われますが、最近では皮膚を再生させてくれるケミカルピーリングを行なうところも増えてきました。
このケミカルピーリングでは、毛穴に詰まった角質や余分な皮脂を、酸を使用して取り除きます。ニキビやニキビ痕が残ってしまった部分の皮膚を溶かして毛穴の汚れを取り除くので、ニキビの炎症が改善され毛穴のつまりもなくなるのです。溶かした皮膚の後にはもちろん新しい皮膚が再生されるので、元の健康的で美しい肌を取り戻すことができるのです。
またニキビケアと同時に、ケミカルピーリングを行うと、厚くなってしまった角質層を薄くすることができます。そのことで美白効果も期待できるので、顔のくすみや毛穴の開きに悩んでいる人にもお勧めです。ただケミカルピーリングは、角質を無理に剥がして行われるため、紫外線には十分気を付けなければいけません。また保湿力も低下しているので、乾燥にも十分注意する必要があります。
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